書評 日本政治思想の原流 中江兆民「三酔人経綸問答」を読む 今回ご紹介するのは、中江兆民「三酔人経綸問答」です。1887年(明治20年)に発表された作品ですが、現代でもその価値はいささかも失われていません。政治思想に関心がある人だけでなく、明治という時代に興味を持つ方や、現代の国際政治を理解したいと... 2021.12.02 書評
書評 名著に触れる 岡田英弘の「歴史とはなにか」を読む 「歴史とはなにか」、刺激的なタイトルである。私たちの思い込みを打ち砕く力を持っている本である。私たちは歴史について悩んだことはない。歴史は歴史だ、過去の事実の集積だ、そんなイメージを持つ。しかし、一度立ち止まって考えてみれば、歴史を成り立た... 2021.11.19 書評未分類
中国史 孫文「三民主義」をわかりやすく 孫文を知らない人はいないでしょう。中国では「国父」と称される革命家であり政治家です。現在の中国と台湾の対立の淵源ともいえる人物でもあります。今回は孫文の政治哲学、とくに「三民主義」に注目してご紹介していきます。中国政治思想史において画期的な... 2021.10.08 中国史書評
哲学 アナーキズムとは何か 自由と国家について考える セックス・ピストルズというイギリスのパンクバンドをご存じでしょうか。1970年代に活動し、破滅的な人生を送ったメンバーのシド・ヴィシャスはつとに有名です。そのセックス・ピストルズの有名な曲に「アナーキー・イン・ザ・UK」があります。「Iam... 2021.09.28 哲学書評
書評 読書日記 ロレンス「黙示録論」について 今回は、「チャタレイ夫人の恋人」で有名なD.H.ロレンス(1885~1930)のエッセイを紹介します。ロレンスの思想を知るためには必読の書です。日本では福田恆存の翻訳で広く知られ、福田の思想にも大きな影響を与えました。つまり、ロレンスのみな... 2021.09.10 書評
書評 私の読書論 結論「好きなように読めばいい」 読書は最高の娯楽です。あえて言いますが、これ以上に楽しいものはありません。こんなことを言うと叱られそうですが、酒・博打・女、そんなものより読書読書です。今回は読書について少しムダ話をしようと思います。読書好きなら共感していただける部分も少し... 2021.08.27 書評
書評 ロシア語を学ぶならこれがおススメ ロシア語を学ぶうえで使えるテキストを紹介していきます。ロシア語について何も知らない、という初心者でも大丈夫なものを厳選しました。いずれも私自身使ってみて、いいな、と感じたテキストだけに限定しています。ぜひ参考にしてください。ロシア語の特徴ロ... 2021.07.24 書評
書評 落ち込んだ時こそ坂口安吾を読む 生きる力を回復しよう 人間は言葉の動物です。人間は言葉によって救われ、言葉によって殺されるのです。すぐれた言葉は、人を奮い立たせる力があります。傷を癒すこともあります。すぐれた文学が必要な所以です。今回は、坂口安吾に焦点をあてます。多くのひとが安吾のエッセイに勇... 2021.06.19 書評
中国史 中国近代史を概観する 「リットン報告書」を読もう 中国近代史を理解するうえで役に立つ本、それが「リットン報告書」だ。国際連盟の調査団がまとめた報告書のことだが、歴史の授業で聞いたことがあるかもしれない。1931年の満洲事変に関してのレポートでもある。この「リットン報告書」を精読すれば、当時... 2021.06.18 中国史書評
未分類 アマゾンプライム Amazon Prime で映画を見まくる 自宅で映画を楽しむならアマゾンプライムAmazonPrimeです。私自身もいつもお世話になっているサービスです。今回はオススメの映画とともに、アマゾンプライムAmazonPrimeについてご紹介していきます。アマゾンプライムとはアマゾンプラ... 2021.06.14 未分類